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情報局12月号 「県民ニーズ」

県民の生活と県政について 意識調査報告


県政への3大要望は①防災対策 ②治安対策 ③医療体制の整備


県では、「1.暮らし全般、2.生活意識、3.暮らしの満足度,4,県政への要望」の4項目について毎年3000名を対象に意識調査を行っています。

今年度調査の「県政への要望」では、①防災対策 ②治安対策 ③医療体制の整備が3大要望となりました。


①「防災対策」

地震や津波、大型台風や豪雨などによる様々な災害発生時には、迅速な人命救助や安全の確保、停電・断水の復旧など生活・交通インフラの維持・確保、復旧・復興対策が再優先課題です。県では、「地域防災計画」に基づき、こうした災害の予防、事前対策、応急活動、復旧・復興対策に取り組んでいます。今回の調査では、こうした「防災対策」が第1位、51.6%になりました。

②「治安対策」

高齢者を対象とした「特殊詐欺」やこどもや女性を対象とした重要犯罪、「闇バイト」の家屋侵入・強盗事件などが身近な場所で多発し、多くの県民に不安を与えています。こうした犯罪防止・治安対策の強化を望む声が、第2位、49.8%となりました。県では、「かながわ犯罪のない安全・安心まちづくり行動計画」にもとづく「安全・安心まちづくり」の取り組みを進めています。

③「医療体制」の整備

「医療体制の整備」が第3位、36,6%となりました。また、「暮らしの満足度」の生活重要度調査では、「病気やけがの時に、いつでも適切な診療や治療が受けられること」が第1位、94.9%となりました。県では、すべての県民が健やかに安心して暮らせる社会の実現にむけて、「神奈川県保健医療計画」を策定し取り組みを進めています。



「暮らし全般」

 「暮らし全般の満足度」については、「満足している」54.1%、「不満である」22.0%となっています。「暮らし向き」については「悪くなった」は、39.7%で、今後の見通しでは「明るい」12%、「暗い」41.0%となっています。

 「定住意向」では、「現在ところに住み続けたい」が63.8%でもっとも多く、「神奈川県外へ移りたい」は、6,1%でした。


「生活意識」

 「そう思う」の第1位は、「育児は社会的にも重要であり、もっと評価されるべきだ」89.8%(前年度比3.4ポイント増)でした。「そう思わない」の第1位は、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」で86.6%となりました。


「暮らしの満足度」

 「満たされている」項目では、「通勤・通学、買い物等日常生活のための交通の便がよいこと」が第1位で51,1%、「満たされていない」項目は、「地域の人々の交流の場となるような賑わいのある商店街が身近にあること」が第1位、39.2%でした。





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