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情報局10月号            第3回定例会(9,9~12,19)報告



県議会第3回定例会が9月9日に開会されました。当日、黒岩知事から「9月補正予算関係や本年度財政見通し、令和7年度予算編成方針及び財政見通し」などが提案されました。この第3回定例会では、これらの諸議案などが審議・決定されます。


  9月補正予算関係  

■地震対策の強化 

現在、新たな「神奈川県地震防災戦略」の策定に取り組んでおり、災害を最小限に抑える被害状況の迅速な把握や効果的な応急体制のさらなる強化が必要です。そのために防災ヘリの導入・検討を進めていきます。AIを活用した災害対策支援として,「発災時の情報を整理・分析するAI機能をデータ統合連携基盤」に追加します。


■2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027)の取り組み

国際園芸博覧会の成功に向け、「みんなで盛り上げ、みんなで創り、みんなが参加できる万博」をめざし、オール神奈川で盛り上げていきます。国際園芸博覧会への出展に向けた「庭園や展示設計及び工事の実施」とともに、「屋外演出・屋内展示の企画・制作経費」を計上します。

注)2027年国債園芸博覧会のメインテーマは”幸せを創る明日の風景”

国際的な園芸文化の普及や花と緑あふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決への貢献を目的に横浜市の旧上瀬谷通信施設跡地で開催。


■「ヘルスケア・ニューフロンティア推進事業」や「特別支援学校施設整備」の推進など


  本年度の財政見通し  

企業収益の増加による法人二税や地方消費税の増収などにより、増収が見込まれます。

一方、歳出面では、激甚化・頻発化する自然災害などによる追加の財政需要などが予想されます。


  令和7年度予算編成方針  

■「新かながわグランドデザイン実施計画」のプロジェクト推進

デジタルの力を積極的に活用し、”子ども・子育て支援の取り組みや当事者目線の障がい福祉の推進”など喫緊の課題に的確かつスピード感を持ち対応していきます。


■スクラップ・アンド・ビルドの徹底

限られた人的資源で質の高い県民サービスを継続、提供していくため、働き方改革を推進するとともにデジタル技術、民間活力の積極的な活用などにより事務事業の見直しをすすめていきます。


  令和7年度財政見直し  

個人所得増や企業収益増などによる増収は見込まれますが、現状では追加の財政需要や介護・医療・児童関係費や県有施設の更新等の政策経費増などから財源不足が見込まれています。


  知事提案説明に対する今後の取り組み  

これらの提案内容については、個別議案の課題改善・解決への取り組みとともに

  1. 県民ニーズに基づく施策の実施

  2. 県民の「安全・安心」最優先の予算措置

  3. 予想される財源不足対応、等に留意し、議案審議(本会議、常任・特別委員会)に取り組んでまいります。






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